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呼吸器系ウイルス、シーズン到来
感染拡大から身を守るには

ワクチン接種率が低い中、インフルエンザやコロナ、RSウイルスなどの呼吸器系ウイルスの流行が今月、ピークに達するのが懸念されている。ウイルス感染の拡大を防ぐには、石鹸を使った20秒間の手洗いが重要だ。できない場合、60%アルコール入りの手指消毒剤が有効。人混みではマスクを着用し、職場や自宅の換気をこまめにするのが大事だ。
ワクチンの接種も推奨される。現在主流のコロナ変異種JN.1型への予防効果が高い最新ワクチンの全米での接種率は、17%に過ぎない。インフルエンザの予防接種、また60歳以上と妊婦には、RSVワクチンの接種も勧められる。乳児がいる家庭では、鼻の穴から粘液を出すための生理食塩水と電球型注射器を準備が適当だ。
発症した場合、ウイルスの種類の特定と、重症化を防ぐ薬の必要性を確認するために迅速な検査が必要。コロナにはパクスロビッド、インフルエンザにはタミフルが効く。検査キットがない場合、薬局や保健センターで、検査と治療が受けられる場所を探す。また、保険未加入者や政府の健康保険に頼る成人向けの無料在宅検査プログラムもある。昨年10月初め以来、1600万人以上がインフルエンザに罹患、18万人が入院、1万1000人(子ども47人)が死亡した。呼吸器系ウイルスの中で、コロナが全米入院患者数のトップを占めている。(19日、amニューヨーク)
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