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共同通信
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東京都千代田区が発注した区立お茶の水小・幼稚園の改築関連工事の入札を巡る官製談合防止法違反事件で、逮捕された元区議嶋崎秀彦容疑者(64)=24日に辞職=が、設備工事会社「五建工業」(千代田区)の担当者に、給排水衛生設備工事の一般競争入札について「他に参加する業者はない」と伝えていたことが25日、捜査関係者への取材で分かった。
入札は2020年5月にあり、五建工業を含む共同企業体(JV)のみが参加。予定価格の99.89%の6億6880万円で落札した。予定価格は事前に公表されており、警視庁捜査2課は、他の業者と競合しないことを知った上で、高額で入札したとみている。