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共同通信
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自民党森山派(近未来政治研究会)は25日、国会内で会合を開き、派閥の解散を決定した。党内6派閥のうち解散決定は4派目で、政治資金パーティー裏金事件で立件されていない派閥では初めて。事件を受け、派閥から「カネとポスト」の機能をなくすとした党改革の中間報告を踏まえた。
会長の森山裕総務会長は会合後、「解散は断腸の思いだ」と述べた。所属議員から異論は出なかったという。
森山派は所属議員8人で党内最少。1998年に山崎拓元副総裁が創設し、石原伸晃元幹事長が会長の石原派を経て、2021年12月に森山派となった。
6派閥のうち、事件で立件された安倍、二階、岸田の3派は既に解散を決定した。