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共同通信
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【ワシントン共同】11月の米大統領選で再選を目指す民主党のバイデン大統領は24日、全米自動車労働組合(UAW)の推薦を得た。北米自動車業界を代表する大規模労組の支持を固め、選挙戦で追い風となる。共和党の候補指名が有力視されるトランプ前大統領の陣営は「トランプ氏こそが米国の労働者の偉大な味方だ」と反発した。
UAWがワシントンで開いた会合で、フェイン会長は「バイデン氏は労働者に寄り添っている」と評価。トランプ氏を「労働者のことを気にも留めていない」と批判した。続いて登壇したバイデン氏は「米国を支えているのは中間層だ」と述べ、賃上げを重視する姿勢を改めてアピールした。