スクールバスの追跡アプリを発表
NY市、子どもを安心して見守り
ニューヨーク市は22日、子どもが乗車する通学バスの動きを保護者が追跡できる新たなアプリを発表した。市の学校アカウント(NYCSA)からログインすることによって、アプリのサービスにアクセスできる。コロナ禍後、治安の悪化が指摘される中、子どもを学校に送り出す保護者にとって、安心して見守ることにつながる。
アプリは、ニューヨーク市教育局(DOE)のバスと運転手に対するソフトウェアの提供元と、市の公立学校システムとの提携により実現した。利用にあたっては、ダウンロードと同時に、子どもが通う学校に連絡して、児童・生徒の識別番号を取得することが必要だ。スマホに加えて、ノートパソコンやデスクトップパソコンからもアクセスが可能なウェブ版のアプリもある。スマホやパソコンにアクセスできない場合は、学校や地区事務所が交通情報を提供するという。
子どもが複数いて、別々のバスに乗っているケースでも、アプリでの追跡は可能。アプリは、公立をはじめ私立、チャータースクールの生徒を含む、DOEが提供するバスによって、送迎を受けている児童・生徒の家族であれば、利用が可能だ。アプリのダウンロードは、NYC Student Transportation Modernization Plan から。(22日、NBCニューヨーク)
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