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共同通信
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【ニューヨーク共同】トランプ前米大統領が女性作家への性的暴行を否定し、作家の名誉を傷つけたとして損害賠償を求められた訴訟の審理が25日、ニューヨークの連邦地裁で開かれた。トランプ氏が出廷し、性的暴行の否定に名誉毀損の意図はなく「自分自身と家族、大統領職を守りたかっただけだ」と証言した。トランプ氏は、女性作家を傷つける意図はなかったとしながら「彼女は全くの虚偽を言った」と述べ、判事に発言を遮られた。
原告の作家ジーン・キャロルさんは、1990年代半ばにトランプ氏にニューヨークの高級百貨店の試着室で強姦されたと告白。昨年5月に別の民事訴訟でトランプ氏の性的暴行が認定された。