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共同通信
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自民党安倍派(清和政策研究会)の政治資金パーティーを巡る裏金事件で、政治資金規正法違反(虚偽記入)の疑いで逮捕された衆院議員池田佳隆容疑者(57)=自民除名=の事務所のパソコンが、ドライバーのようなもので壊されていた疑いのあることが26日、関係者への取材で分かった。東京地検特捜部は池田容疑者の指示で証拠隠滅を図ったとみて捜査している。特捜部は勾留期限の同日、同法違反の罪で池田容疑者と政策秘書柿沼和宏容疑者(45)を起訴する。
池田容疑者は安倍派に所属していた。同派の裏金は2018年以降の5年間で6億円規模に上り、池田容疑者側の裏金は計約4800万円と高額だった。