池田議員側に分散献金か

Published by
共同通信
池田佳隆容疑者

 自民党安倍派(清和政策研究会)の裏金事件を巡り、政治資金規正法違反(虚偽記入)の疑いで逮捕された衆院議員池田佳隆容疑者(57)=自民除名=の関連政治団体が2018~22年、同一グループの複数社から各年に計1200万~2600万円の寄付を受けていたことが25日、分かった。専門家は同法が定める1社当たりの寄付の上限に抵触しないよう分散させた可能性があり「脱法的」と問題視する。東京地検特捜部は勾留期限の26日、池田容疑者を刑事処分する。

 池田容疑者が代表だった「自民党愛知県第3選挙区支部」は22年までの5年間に、パチンコ会社などを展開するグループの複数社から毎年寄付を受けていた。