グランド・セントラル新駅の開業に祝意 NY州知事、利便性は格段に向上

 

グランド・セントラル新駅の開業に祝意

NY州知事、利便性は格段に向上

 

グランド・セントラル・マディソン駅構内(Photo:MTAPhotos/https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Inaugural_Train_Ride_To_Grand_Central_Madison_-_52648295102.jpg)

 

ニューヨーク州のホークル知事は23日、ロングアイランド鉄道が乗り入れたグランド・セントラル・マディソンが開業から間もなく1年となるのを前に、祝意を示した。昨年1月25日の乗り入れ後、平日は毎日約290本の列車が運行されており、乗客の利便性は格段に向上した。

「グランド・セントラル・マディソンの開業は、旅行と地域のつながりの新たな始まりとなった。毎日このターミナルを利用する数万人ものニューヨーカーに大きな利益をもたらすとともに、地域全体に交通機関を拡大し続けることの重要性を示している」。ホークル氏は、同駅のオープンが与えた成果を強調した。

同駅の開業により、ニューヨーク市内のもう一つの主要駅であるペン・ステーション駅と利用者は着実に分散された。19日のラッシュアワーでは、ペン・ステーションが6割、グランド・セントラル・マディソンが4割に達しており、約3万4千人がペン・ステーションへ、約2万2千人がグランド・セントラル・マディソンをそれぞれ利用した。

ニューヨーク州都市交通局(MTA)のジャンノ・リーバー会長兼CEOは「グランド・セントラル・マディソンが、数百万人もの通勤時間を短縮したことは祝福に値する」と述べ、同駅の開業による意義を指摘した。

 

 

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