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共同通信
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【台北共同】台湾政府は26日、能登半島地震を受け民間から募った25億円超の寄付金の贈呈式を台北市で行った。呉ショウ燮外交部長(外相)から日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会台北事務所の片山和之代表(大使に相当)に25億円と書かれたボードが渡された。
呉氏は日本統治時代の台湾で大規模な水利施設の建設を主導した石川県出身の技師、八田與一の功績に触れ、寄付は恩を返す「台湾人精神」の表れだと強調。被災地の一日も早い復興を願った。
片山氏のほか、台湾石川県人会の徳光重人さんが謝意を表明。大口の寄付をした台湾企業の幹部らも出席した。