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共同通信
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地震時の情報収集手段について10代の83%、20代の80%がLINEやXなどSNSを挙げ、テレビなどを大幅に上回って最も多いことが26日、NTTドコモモバイル社会研究所の調査で分かった。30代もSNSが65%と最多で、素早く情報を得られるSNSが若者の利用の中心となっている。
同研究所がインターネットを通じ昨年1月、15~79歳に複数回答で尋ねた。ただ能登半島地震では、SNSで実際の被害とは異なる悪質な投稿が拡散し、救助に支障が出た。利用者には冷静な対応が求められそうだ。
全年代合計ではテレビが67%と最も多く、2位は「インターネットでのホームページ閲覧(SNS除く)」の51%、3位がSNSの49%だった。次いで「エリアメール、緊急速報メール」(45%)、「防災無線やサイレン」(28%)、「スマホアプリ(SNS除く)」(27%)となった。
10代と30代でテレビはそれぞれ56%、20代は49%にとどまった。40代以上はテレビが60~80%台で最も多く、年齢が上がるほど増加した。