桐島聡容疑者か、警視庁が男発見

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共同通信
桐島聡容疑者(警視庁のホームページから)

 1974~75年に起きた連続企業爆破事件の一つに関与したとして、爆発物取締罰則違反容疑で指名手配されていた過激派「東アジア反日武装戦線」のメンバー桐島聡容疑者(70)とみられる男を、警視庁公安部が発見したことが26日、捜査関係者への取材で分かった。男は神奈川県内の病院に入院中で、「桐島聡」を自称している。公安部は身元の確認を急ぐ。

 桐島容疑者は、75年4月19日に東京・銀座の韓国産業経済研究所入り口ドア付近を手製の時限爆弾で爆破した疑いで指名手配され、約49年間逃亡していた。

 当時、桐島容疑者は「東アジア反日武装戦線」の「さそり」に所属。警察庁が重要指名手配容疑者に指定していた。

1975年4月19日、爆破事件があった東京・銀座の韓国産業経済研究所入り口ドア付近