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共同通信
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【ワシントン共同】バイデン米大統領は26日、第2次大戦中のナチス・ドイツによるホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)の犠牲者を悼む「国際追悼デー」を翌日に控え、声明を発表した。昨年10月7日のイスラム組織ハマスによるイスラエル奇襲に触れ「ホロコースト以降でユダヤ人に対する最も残虐な行為だ」と非難。国内外で反ユダヤ主義が台頭していると警戒感を示した。
ホロコーストを「人類史上最も暗い章の一つ」だと指摘し、反ユダヤ主義や憎悪による暴力に立ち向かうことが「われわれが共有する道徳的責任だ」と訴えた。