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共同通信
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全日空は27日、能登半島地震による能登空港の被災を受けて取りやめていた羽田空港との旅客便運航を約1カ月ぶりに再開した。当面は週3回、1日1往復の臨時ダイヤだが、被災地と首都圏とのアクセス向上により、被災者支援に当たるボランティアらが往来しやすくなり、復旧の動きが加速することが期待される。
羽田便は能登空港唯一の定期便で、地震前は毎日2往復していた。2月末までの臨時ダイヤは火、木、土曜日のみ運航で、3月以降は空港周辺の道路の復旧状況などを踏まえ、2月中に判断する。座席は166席。
地震後、滑走路は深さ約10センチ、長さ約10メートル以上のひび割れができて閉鎖された。