Published by
共同通信
共同通信
【ルアンプラバン共同】東南アジア諸国連合(ASEAN)は29日、ラオス北部ルアンプラバンで外相会議を開いた。ASEAN外交筋によると、主要会議への欠席を続けていたミャンマー軍事政権が派遣した外務省高官が会議の本格協議に参加した。タイの外相は隣国ミャンマーの避難民への人道支援を討議したい意向を示しており、主要議題になるもようだ。
ASEANは2021年10月以降、主要会議へのミャンマーの出席者を原則的に官僚ら「非政治的な代表」に限定した。軍政「閣僚」ら幹部は反発し欠席を続けていたが、今回は軍政が歩み寄りを見せた形で、ASEAN外交筋は「前向きな進展」と評価した。