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共同通信
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指名手配され約49年にわたり逃亡生活を送っていた桐島聡容疑者(70)とみられる男は、「ウチダヒロシ」を名乗り、神奈川県藤沢市の工務店に住み込みで数十年勤務していた。近所の60代男性は今月、近くの路上でうずくまっていた男の救助に携わった。その様子を「やせ細っていた」と振り返り、普段の印象は「笑顔は弱々しく物寂しそうだった」という。指名手配の写真とは「目が似ている」と話した。
男性によると、自宅外で今月、洗車をしていると通りかかった男と目が合い、笑顔を向けてきたのであいさつすると「こんにちは」と返してきたという。眼鏡をかけ「よぼよぼとした歩き方」で、80歳近くに見えた。
救助に携わったのは今月前半の午後。自宅にいると外から「大丈夫ですか」と声が聞こえ様子を見に行くと、路上の自動販売機近くで男がうずくまり、50代くらいの男性が声をかけていた。
男は買い物に行く途中だったといい、「うー」とうなりながら言葉を発することができないほど苦しそうな様子だった。