1億円超脱税疑い経営者らを告発

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共同通信
東京国税局=東京都中央区

 架空の経費を計上して約1億700万円を脱税したとして、東京国税局が法人税法違反の疑いで、東京都港区の薬局運営会社「白金メディカルサポート」の実質経営者だった檜垣成義氏(82)と、同社の税理士だった公認会計士の戸田典尚氏(65)を東京地検に告発したことが29日、関係者への取材で分かった。昨年6月27日付。

 関係者によると、檜垣氏は都内や横浜市の病院の土地などを売買して得た利益を圧縮するために外注費などとして架空の経費を計上。2021年8月期までの2年間に計約4億3700万円の所得を隠し、法人税約1億700万円を免れた疑いがある。