韓国野党の李代表襲った男起訴

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共同通信
29日、韓国最大野党「共に民主党」の李在明代表が襲われた事件の捜査結果を発表する釜山地検の検事(聯合=共同)

 【ソウル共同】韓国の最大野党「共に民主党」の李在明代表が首を刺されて負傷した事件で、検察は29日、殺人未遂と公職選挙法違反の罪で60代の男を起訴したと発表した。4月の総選挙で同党が多数の議席を獲得すれば、李氏が次期大統領になる可能性が強まるため、それを防ぐ考えだったと説明。「選挙の自由を暴力で妨害しようとした政治テロだ」と指摘した。

 検察によると、男は昨年4月に凶器として登山用ナイフを購入した。同6月以降は李氏が参加する行事を訪れて機会をうかがうなど、計画的だったとされる。

 男は今月2日、南部釜山で李氏を襲い、現場で拘束された。