ガザ、6週間の休戦を提案

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共同通信
イスラエル軍による空爆現場で捜索救助活動を行う人々=29日、パレスチナ自治区ガザ中部デールバラハ(ゲッティ=共同)

 【エルサレム共同】米紙ニューヨーク・タイムズは30日までに、パレスチナ自治区ガザの休戦案を巡る4カ国協議で、仲介役カタールが6週間の戦闘休止と人質の一部解放を柱とする枠組みをイスラム組織ハマスに提案することに合意したと伝えた。訪米したカタールのムハンマド首相兼外相は「ハマスが積極的、建設的に関与するよう望んでいる」と呼びかけた。

 ハマス最高指導者のハニヤ氏は30日、提案を受け取ったとする声明を出した。「検討し返答する」とし「優先するべきは戦闘の停止と占領軍(イスラエル)のガザからの完全撤退だ」と強調した。近くエジプトの首都カイロで協議が開かれるとしている。