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共同通信
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【ワシントン共同】11月の米大統領選で再選を目指す民主党のバイデン大統領は30日、共和党候補指名が有力視されるトランプ前大統領の出馬が認められるべきか問われ「構わない」と述べた。同氏の出馬資格の有無を巡る連邦最高裁の判断が焦点となっている中、異議を唱えない姿勢を示した。ホワイトハウスで記者団に語った。
トランプ氏は2021年の議会襲撃を引き起こしたとして起訴されており、官職就任を禁じる憲法規定に抵触したとして西部コロラド州最高裁が昨年12月に出馬資格を剥奪する判断を出し、審理は連邦最高裁に委ねられている。バイデン氏は連邦最高裁の判断を尊重する方針だ。