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共同通信
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石川県の馳浩知事は30日、能登半島地震で液状化の被害が出た同県内灘町とかほく市を視察し、地面に沈んだ車や傾いた住宅などを確認、実態調査を急ぐ意向を示した。2月1日で発生から1カ月となるが、甚大な被害の出た奥能登以外の地域でも広範囲で復旧が進んでいない状況が浮き彫りとなった。
地盤が沈み、土砂が堆積した内灘町の住宅。同町は液状化被害が特に大きいとされており、馳知事は地面の割れ目をのぞき込んだり、担当者に状況を聞いたりして見て回った。
視察後、馳知事は取材に応じ「液状化によって上下水道、配管がずたずたになっているという報告をもらっている。綿密な調査が必要だ」と述べた。