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共同通信
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【ワシントン共同】国際通貨基金(IMF)は30日、今年の世界全体の実質成長率を3.1%とする最新の世界経済見通しを公表した。昨年10月時点から0.2ポイント上方修正した。米国や一部の新興国、途上国が予想以上に堅調なため。インフレ率が鈍化しており、世界経済は「(景気後退を避けつつ物価上昇率が縮小する)軟着陸」に向かっているとの見方を示した。
世界全体では堅調な伸びを予想したが、日本は0.1ポイント引き下げ、0.9%と低成長を見込んだ。昨年の名目国内総生産(GDP)はドイツに抜かれて世界4位に転落したとみられ、日本経済は厳しい局面が続く。
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