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共同通信
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北海道函館市の海岸にイワシとみられる魚の骨やうろこが大量に漂着したことが31日、分かった。この海岸では昨年12月にイワシやサバが1キロにわたって打ち上がり、市が回収と焼却処分に追われた。市水産課によると、海中に残っていた魚の死骸が分解され、堆積したとみられる。市は悪臭などの被害がないとして回収しない方針。
今月4日に職員が海岸で骨を見つけた。しけのたびに量が増え、下旬には300~400メートルの範囲に広がった。海中にあった魚のほか、砂浜に埋まっていた死骸の骨もあるとみられる。
同課担当者は「春に気温が上がって悪臭が発生しないか警戒する」と話している。