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共同通信
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ロシアのプーチン大統領は1月31日、激戦地となっているウクライナ東部ドネツク州アブデーフカの一部をロシア軍が制圧したと述べた。ウクライナ軍と対峙している防衛線付近の安全確保が重要だとし、東部・南部4州の実効支配地域をウクライナ軍の長距離攻撃から守るために進軍を続ける構えを示した。
プーチン氏はモスクワで、3月に行われる大統領選の選挙運動員らとの会合に出席した。ドネツク州のロシア側支配地域「ドネツク人民共和国」の中心都市ドネツクへの攻撃拠点になっているアブデーフカの制圧は「最優先課題の一つだ」と述べた。