クィーンズのアパートで爆弾、銃器製造 兄弟を逮捕・起訴、警官・セレブを標的

 

クィーンズのアパートで爆弾、銃器製造

兄弟を逮捕・起訴、警官・セレブを標的


 

クィーンズの地方検察官Katzさん(右から4人目)と捜査チームは銃器や爆弾を押収した/ニューヨーク市警テロ対策局の公式X(@NYPDCT)より=1月29日

 

クイーンズ・アストリアのアパートで大量の爆弾やゴーストガン(3Dプリンターで製造した銃)を製造したとして、ロングアイランド・グレートネックにあるジョン・F・ケネディー(JFK)小学校の警備員と弟の2人が逮捕・起訴された。 

警備員はアンジェロ・ハッジジェリス被告。ニューヨーク市警察(NYPD)が1月17日、家宅捜索令状を執行。複数の自家製爆弾、ライフルや9ミリ口径のゴーストガン、600発を超える弾丸などを押収した。 

さらに、「ペテン師を一掃する」「地球を一掃する」などと殴り書きしたノートを発見。「警官、裁判官、セレブ、銀行のペテン師、企業のペテン師」など、標的が列挙されていたという。2人は、130の罪状で起訴された。保釈は認められず勾留されている。有罪と認められれば懲役25年の刑に処せられる可能性がある。  

ハッジジェリス被告は警備会社「アロー・セキュリティー」の従業員。JFK小学校に警備員として派遣されていた。グレートネックのケネス・ボサート教育委員長は「アローからは第三者を使った雇用前調査や薬物検査を通過しているとの連絡を受けている」と釈明。「当方もデュー・ディリジェンスを実施したが、雇用方法を見直す考えだ」と続けた。アロー・セキュリティはコメントの求めに応じていない。(30日、ニューヨークポスト) 

 

 

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