正午の反対投票呼びかけ

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共同通信
ナワリヌイ氏(ロイター=共同)

 プーチン政権と対立して逮捕され服役しているロシアの反政府活動家ナワリヌイ氏は1日、プーチン氏が通算5選を目指す3月の大統領選で、投票日の正午に投票所に出向いてプーチン氏への反対票を投じるよう国民に呼びかけた。

 ナワリヌイ氏は通信アプリへの投稿で、この方法なら完全に合法的な手段でプーチン氏への反対の多さを示すことができると主張。政権側は妨害できないと指摘した。

 大統領選の投票は3月15~17日の3日間。

 ナワリヌイ氏は過去の経済事件で拘束・収監されたほか、昨年8月には過激派団体を創設したとして懲役19年を言い渡され9月に確定した。