米長官、入院非公表を謝罪

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共同通信
オースティン米国防長官(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】オースティン米国防長官は1日、国防総省で記者会見し、昨年12月にがんの手術を受け、今年1月1日に合併症で緊急入院したことをバイデン大統領や国民に明らかにしていなかったことについて謝罪した。ヒックス副長官が一部職務を代行し、長官の権限に空白はなく、軍の指揮統制に問題はなかったと説明した。

 前立腺がんの診断にショックを受け「隠したいと思った」と語った。入院を隠すよう指示したことはないとした。足の痛みがあり「回復は順調だが、途中だ」と述べた。

 1月15日に退院後、自宅療養しながら遠隔で職務を続け、29日に約1カ月ぶりに国防総省での勤務を再開した。