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共同通信
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坂本哲志農相は4日、能登半島地震で甚大な被害を受けた石川県輪島市を訪問し、輪島港の岸壁や荷さばき所などを視察した。同港は地盤が隆起し、漁船が座礁するなどの被害が確認されており、視察後、「国土交通省と連携して漁船の調査、移動、修理をしながら、なりわい再生ができるようにしないといけない」と話した。
坂本氏は漁業関係者ら約10人と意見交換もし、「何から手を付けるか、どういう工程でやるか、早く示すことが大切。漁船を移動させる手段をしっかり確保していく。漁港、給油施設などの復興に向けて取り組みたい」と呼びかけた。
県内の漁港では漁船の転覆や沈没、冷凍冷蔵施設の損壊などの被害があった。