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共同通信
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【ニューヨーク共同】国連のグテレス事務総長は5日の声明で、イスラム組織ハマスのイスラエル奇襲にスタッフが関与したとの疑惑が浮上している国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)について、組織の中立性や活動の妥当性などを独立して評価するグループを設置したと明らかにした。3月後半に中間報告を出し、4月後半に最終報告書をまとめる。
声明によると、グループは今月14日に活動を始める。フランスのコロナ前外相が率い、スウェーデンやノルウェーなどの専門機関と協力する。
疑惑が浮上した後、日米などがUNRWAへの資金拠出の一時停止を表明した。