大地震から1年、トルコで追悼式

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共同通信
トルコ・アンタキヤ、アンカラ

 【アンタキヤ共同】トルコ・シリア大地震は6日、発生から1年を迎える。トルコで5万3千人以上が死亡したほか、シリア側の死者も6千人を上回るとされる。トルコ南部アンタキヤでは発生時間に合わせて追悼式が開かれ、犠牲者をしのぶ。

 アンタキヤは最も被害が大きかった被災地の一つ。古代都市として栄えた歴史を持ち、民族や宗教が共存する街として知られる。地震で倒壊した建物が撤去され、現在は更地が広がっている。家や職場を失い、避難した住民も多い。

 トルコではアンタキヤがあるハタイ県を含めて11県に大きな被害が出た。テント村は解消されたものの、コンテナ式の仮設住宅で70万人が避難生活を続けている。