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共同通信
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北海道浦幌町のアイヌ民族団体「ラポロアイヌネイション」会長の差間正樹(さしま・まさき)さんが6日午前3時48分、病気のため浦幌町の診療所で死去した。73歳。浦幌町出身。葬儀は近親者のみで行う。
前身の浦幌アイヌ協会の会長も務めた。2014年以降、北海道大や東京大などを訴え、研究目的で収集されたアイヌ民族の遺骨の返還を実現した。
20年には、経済活動としてサケを捕獲することは先住民族の権利「先住権」だとして、法や規則で禁止されないことの確認を国と道に求めて提訴した。判決は4月18日に予定されている。
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