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共同通信
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羽田空港で日航と海上保安庁の航空機が衝突した事故を受け、国土交通労働組合は6日、航空管制官らの労働状況改善に向けた人員増や職員のメンタルケア体制の拡充などを国交省航空局に申し入れた。
国交省は事故後、誤進入を検知して管制官に注意喚起する画面を常時監視する要員を羽田や成田など7空港に配置した。国交労組は6日に発表した声明で「新規増員ではないため、管制官の疲労管理の側面から問題視している」として、早急な大幅増員を求めている。
国交労組によると、管制官が取り扱う航空機の数は増えているのに人数は変わらず、業務負担が著しく増加している。