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共同通信
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【ワシントン共同】米中央軍は7日、米兵攻撃への報復として、親イラン民兵組織「神の党旅団(カタイブ・ヒズボラ)」の司令官をイラクで殺害したと発表した。中東駐留の米軍に対する攻撃の計画や実行に直接関与したとしている。AP通信は、米軍が首都バグダッドで無人機攻撃を実施したと報じた。司令官以外に2人が死亡したとの情報もある。
米軍は2日にもヨルダンの米軍施設で米兵3人が殺害された無人機攻撃への報復としてイラクとシリアで空爆を行った。カタイブ・ヒズボラは司令官殺害を受け「聖戦(ジハード)の継続」を訴える声明を出した。
中央軍は、民間人の死傷者は確認されていないと強調した。