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共同通信
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鳥取県がデジタル技術を使って創作活動をする作家の育成事業を始める。県外からの移住者が対象で、活動費として毎月約20万円を2年間支給するほか、出版社の編集者が創作を支援する。次世代の作家を育成し、県をコンテンツ創出の拠点として発信することで関連企業の誘致につなげるのが狙いだ。(共同通信=坂井瑞基)
デジタル機器を活用して漫画やアニメ、ゲーム、音楽の創作活動をしており、将来プロを目指していることが条件。それぞれの分野に精通した担当編集者がアドバイスする。漫画家水木しげるさんの出身地、境港市にあるシェアオフィスが活動の拠点となる。
水木さんの作品「ゲゲゲの鬼太郎」を出版した縁で講談社がこの企画を支援している。
県は人気漫画「名探偵コナン」の作者青山剛昌さんの出身地でもあり、これまでも漫画を生かしたPRを数多く実施してきた。県の担当者は「さまざまな分野のクリエーターが交流しながら創作活動をすることで相乗効果が生まれてほしい」と期待する。定員は最大5人で、1月中旬の締め切りまでに166人から応募があったという。