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共同通信
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秋篠宮家の次女佳子さまは9日、福岡市の福岡三越を訪れ、第70回日本伝統工芸展福岡展を鑑賞された。主催する日本工芸会の総裁を務めている。
陶芸や染織、漆芸などの作品300点以上が並び、佳子さまは石川県輪島市の人間国宝で漆芸家前史雄さんの新緑の時季を表現した漆箱を見て「豊かな緑の風が感じられますね」と感想を述べた。鑑賞に先立ち、日本工芸会の関係者から能登半島地震で被災した作家の状況について説明を受け、佳子さまは「健康に気を付けて、また素晴らしい作品を作られることを願っています」と話した。
佳子さまは8日に佐賀県有田町で有田焼の今右衛門窯を見学した後、福岡市に滞在していた。