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共同通信
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横浜港の米軍施設「横浜ノースドック」に配備された米陸軍小型揚陸艇部隊の本格運用が8日、始まった。日米両政府は、台湾や尖閣諸島での有事を念頭に、南西諸島に迅速に部隊や物資の輸送が可能になるほか、災害を含む緊急事態に日米が連携して対応する能力が向上するとしている。
名称は「第5輸送中隊」。沖縄県読谷村に司令部がある在日米陸軍第10支援群の下に置かれる。船舶は既に配置済みの13隻を使用し、今年中に常駐要員計約280人が着任する予定。小型揚陸艇は、港湾がない場所にも接岸できるのが特徴。
在日米陸軍司令部や横浜市によると、8日の式典には100人以上が出席した。