電動ボードでひき逃げ容疑で逮捕

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共同通信
愛知県警察本部=2020年10月20日、名古屋市中区三の丸

 愛知県警は8日、無免許で電動キックボートを運転し、歩行者をはねて重傷を負わせ逃走したとして、自動車運転処罰法違反(無免許危険運転致傷)や道交法違反(ひき逃げ)の疑いで、名古屋市中区新栄1丁目、無職松崎和則容疑者(44)を逮捕した。

 逮捕容疑は3日午後5時10分ごろ、名古屋市中区の路上で、無免許で電動ボードを運転し、一方通行を逆走するなどして、歩行中の自営業男性(47)に衝突。鎖骨や肋骨を折る重傷を負わせ、逃走した疑い。

 県警によると、松崎容疑者は「免許が必要と思わず、一方通行の規制対象外だと思っていた」と容疑の一部を否認している。県警は防犯カメラなどの捜査で松崎容疑者を特定した。

 最高時速が20キロ以下など一部の製品は「特定小型原動機付き自転車」と分類され、16歳以上なら免許不要で運転できるが、容疑者のボードは最高時速が25キロで、原付きに分類されるという。