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共同通信
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【グレンデール(米アリゾナ州)共同】米大リーグのドジャースに今季加入した大谷翔平(29)が9日、アリゾナ州グレンデールでキャンプインし、新天地での第一歩を踏み出した。練習中はグラウンドには姿を見せず室内で調整したが、開始前にチームカラーである青色のパーカを着て取材に応じ「しっかりシーズンを乗り切れるコンディションを整えたい」と落ち着いた口調で話した。
本拠地ロサンゼルスから数日前にキャンプ地に移動。新しいチームメートとの親交も深め「環境に慣れることが一番。みんないい人で話しやすいので、楽しくやれている」と笑顔を見せた。
昨年9月に右肘手術を受け、今季は投打の「二刀流」ではなく打者に専念する。エンゼルス時代の昨季は44本塁打で日本人初の本塁打王に輝き「打撃は去年、かなりいい感じをつかめた。基本的には、それを継続したい」と自信を口にした。
日本代表が優勝した昨春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)をともに戦い、同じく今オフにドジャース入りした山本由伸投手(25)とはロッカーが隣同士になったという。