焼けた男性遺体、外国籍か

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共同通信
警察車両の赤色灯

 千葉県大多喜町の林道脇で焼けた乗用車から男性遺体が見つかった事件で、車はベトナム人が関与する別の事件で県警が行方を捜していたものとみられることが10日、捜査関係者への取材で分かった。県警は同日、現場を管轄する勝浦署に約50人態勢で死体遺棄事件の特別捜査班を設置。男性が外国籍の可能性があるとみて、身元や経緯を調べる。

 県警によると、車が見つかったのは7日午前9時10分ごろ。通行人が職場の同僚を通じて交番に届け、警察官が車内で遺体を見つけた。司法解剖の結果、20~40代ぐらいの男性で死因は不詳だが死後数日が経過。焼ける前に死亡していた可能性があり、骨折したような形跡も確認された。