Published by
共同通信
共同通信
鹿児島県は11日、南さつま市の養鶏場で発生した鳥インフルエンザの疑いがある事例について、遺伝子検査で陽性と確認したと発表した。この養鶏場と、近くにある同じ管理者の養鶏場の計約1万3千羽の殺処分を開始した。農林水産省によると、国内の養鶏場での発生は今季9例目。
県は感染拡大防止のため、半径10キロ圏内にある15農場で飼育されている鶏とウズラ計約36万3千羽の移動や搬出を制限する。
県によると、10日に養鶏場の関係者から、死んだ鶏が増えていると通報があり、簡易検査をした7羽全ての陽性が確認された。県内の養鶏場での今季の発生は昨年12月の出水市に続いて2例目。