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共同通信
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【エルサレム共同】イスラエル軍は12日、パレスチナ自治区ガザ最南部ラファで、イスラム組織ハマスが拘束していた人質の奪還作戦を行い、2人を救出したと発表した。AP通信は病院当局者らの話として、作戦に伴う周辺地域での空爆で、少なくともパレスチナ人50人が死亡したと報じた。ラファは避難民ら約150万人が集まる過密地域。軍はラファへの地上侵攻の準備を進め、攻撃を続けている。
軍が救出したのは60歳と70歳のイスラエル人男性2人で、イスラエルに搬送された。作戦の際は激しい戦闘があったという。これまでに軍が救出した人質は計3人となった。