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共同通信
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政府や沖縄県などは12日、仮想国からの弾道ミサイル発射を想定した住民保護訓練を沖縄県・石垣島(石垣市)で実施した。北朝鮮による弾道ミサイル発射が相次ぎ、昨年11月には「軍事偵察衛星」の打ち上げ後、一部が沖縄本島と宮古島の間の上空を通過した。訓練では「X国」による発射を想定、情報共有や避難の手順を確認した。
午前10時過ぎ、防災行政無線のサイレンが鳴り、「ただ今、ミサイルが発射されました」と伝えられると、市中心部の公園にいた約90人が誘導に従い、足早に近くの市民会館に避難した。午後には市役所で、職員らが初動対応の訓練をし、ミサイル迎撃後の情報収集などを確認した。