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共同通信
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【パリ共同】日米欧を中心とした主な石油消費国でつくる国際エネルギー機関(IEA)の閣僚理事会が13日、本部のあるパリで開幕する。非加盟国インドの加盟に向けた交渉を正式に開始することで合意する見通しだ。エネルギー需要が拡大するアジアやアフリカの新興国と連携を強化する方策の一環で、石油の安定供給や気候変動対策などでも協力を模索する。
IEAは経済協力開発機構(OECD)の枠組みの中でつくられた組織で、OECDに加盟する主な石油消費国31カ国で構成する。インドとは2019年の理事会で、協力を進める「戦略的パートナーシップ」の創設に向けた協議開始で合意し、関係を強化してきた。