チーフス、劇的な逆転優勝
Tスウィフトが応援、スーパーボウル2季連続制覇
ネバダ州ラスベガスで開催された第58回スーパーボウルはカンザスシティ・チーフスが延長の末、サンフランシスコ・フォーティナイナーズ(49ers)を25−22で下して優勝した。優勝は過去5季で3度目。しかも2003〜4年のニューイングランド・ペイトリオッツ以来の2季連続制覇となる。
両チームとも守備が固く、前半は3−10と49ersリードで終了した。49ersはけが人が続出。後半はチーフスが追いついて19−19でオーバータイムに突入した。ここでも49ersがフィールドゴールで先行。しかし、チーフスは終了まであと数秒のところで、QBパトリック・マホームズが3ヤードのTDパスを決めて逆転した。最優秀選手(MVP)はマホームズで3度目。
チーフスのTEトラビス・ケルシーと交際しているテイラー・スウィフトは東京公演を終えて応援に駆けつけた。ケルシーは前半振るわず、1キャッチ、1ヤード。「出してくれ。タッチダウンしてみせる」とアンディ・リード監督に食ってかかる場面もあった。後半持ち直し、9キャッチ、93ヤードで終わった。
チーフス対49ersのスーパーボウルは20年にもあった。この時もチーフスが優勝。奇しくも大統領選と重なっており、バイデン大統領がトランプ前大統領と対決した場合の結果を予想するという人もいた。これもギャンブルの街ラスベガスならではのことだ。(12日、NBC News)
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