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共同通信
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ダイハツ工業(大阪府池田市)は13日、奥平総一郎社長が退任し、後任に親会社のトヨタ自動車出身の井上雅宏氏を充てる人事を発表した。トヨタからは計3人が社長、副社長、取締役として就任する。車の量産に必要な国の「型式指定」を巡る認証不正は、現場にかかった重圧が招いており、経営体制の刷新で企業風土を改革する。
井上氏とともに東京都内で記者会見したトヨタの佐藤恒治社長は「事業領域の軸を軽自動車に置き、海外事業は企画開発、生産をトヨタからの委託に変更する方向で検討している」と述べた。井上氏はトヨタで中南米本部長として、ブラジルやアルゼンチンでの構造改革に取り組んできた。