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共同通信
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【パリ共同】フランス政府は13日、イスラエルが占領するヨルダン川西岸でパレスチナ人住民への暴力に関与した「過激派入植者」28人に対する制裁措置を発表した。フランスへの入国を禁止する。声明で、容認し難い暴力だと強く非難し「暴力を食い止め、加害者を訴追するのはイスラエル当局の責任だ」と対応を求めた。
フランスは今後、欧州連合(EU)レベルでの制裁発動を目指す方針。EUの外相に当たるボレル外交安全保障上級代表は昨年12月、加盟国に制裁を提案する考えを示した。フランスメディアによると、ハンガリーやチェコなど一部の国の反対で合意に至っていないもようだ。