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共同通信
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米国のターナー北朝鮮人権問題担当特使が13日、新潟市を訪れ、横田めぐみさん=失踪当時(13)=が1977年に北朝鮮に拉致された現場付近を視察した。ターナー氏は「3人の娘を持つ母として、(めぐみさんの母)早紀江さんの胸の痛みを私的に感じた」と話した。
ターナー氏は新潟県警の担当者らから、めぐみさんの通学路などの説明を受けながら視察した。拉致現場を実際に訪れるのは初めてとして「問題解決に向け尽力していく責任を再認識した」と述べた。
視察後に面会した笠鳥公一副知事は、被害者家族らが高齢化していることに触れ「一刻の猶予もない」とターナー氏に強調した。