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共同通信
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【ワシントン共同】バイデン米大統領(81)は13日、軍事費を十分に負担していない北大西洋条約機構(NATO)加盟国を守らないかのような発言をしたトランプ前大統領(77)を非難した。NATOは「神聖な義務」だと述べ、ウクライナ侵攻を続けるロシアから同盟国の領土を守る決意を強調した。ホワイトハウスで記者団に述べた。
11月の米大統領選で共和党候補指名が有力視されるトランプ氏の同盟国軽視を指摘。再選を目指す自身との再対決を見据え、国際協調を改めてアピールした。
バイデン氏は、トランプ氏が「危険で非米国的なシグナルを世界に発信した」と指弾した。