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共同通信
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【パリ共同】国際エネルギー機関(IEA)は13日に開幕した閣僚理事会で、シンガポールに地域協力事務所を設けると発表した。本部のあるパリ以外での拠点設置は初めてで、2024年下半期を予定する。経済成長が著しい東南アジア諸国連合(ASEAN)との連携を深め、再生可能エネルギーの導入に向けた取り組みを後押しする。
IEAのメンバーは欧米を中心とした31カ国で、アジアでは日本と韓国が加盟している。シンガポールはIEAに加盟していないが、2016年に「アソシエーション国」となり協力関係にあった。