インコ密輸疑いで男逮捕、警視庁

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共同通信
押収されたインコ(東京税関羽田税関支署提供)

 タイからインコやマンゴスチンなどを密輸したとして、警視庁生活環境課は16日までに、感染症法違反や植物防疫法違反などの疑いで東京都北区、ペットショップ経営関口正幸容疑者(69)を逮捕した。同課によると「鳥はきれいでかわいかったので繁殖させようと思った。マンゴスチンはお土産にするためだった」と容疑を認めている。

 密輸された「マメルリハインコ」などの小鳥7羽は、感染症法で鳥インフルエンザなどの感染症を人に広げる恐れがある鳥と指定され、輸入には国の許可が必要。

 逮捕容疑は昨年8月、小鳥7羽とマンゴスチン33個などをスーツケースとトートバッグに入れ、タイ発の飛行機で羽田空港に密輸した疑い。